導入事例

お店がより明るい雰囲気になる
使い勝手の良い作務衣に新調しました

群馬県伊香保 清芳亭

温泉饅頭の元祖「伊香保温泉」

全国各地の温泉地で販売されている「温泉饅頭」。実は伊香保温泉が元祖といわれています。明治43年(1910)に伊香保の御菓子のお店で試行錯誤して完成させたのが、伊香保温泉の源泉の色をイメージした「湯の花饅頭」でした。

清芳亭は昭和11年開業。当初は伊香保温泉石段街にあった店舗は、昭和42年に現在の「伊香保に訪れる際には必ず通る道沿い」の伊香保温泉の玄関口に移転されました。伊香保温泉に訪れた観光客はもちろん、地元にも愛される人気店です。

伝統のたしかな味を変えず
新しい改革を進める

北海道の高品質な小豆を使い、独自の製法で長年愛されてきた「清芳亭」の湯の花饅頭。この「美味しさ」は広く知られており、伊香保温泉の観光客や宿泊客はもちろん、近隣や県外からの訪問者まで、お土産として「湯の花饅頭」を購入するために清芳亭をわざわざ訪れるほど。

創業から三代目の代表が経営する現在、コロナ渦における観光客の急激な増減、原材料費の高騰などのさまざまな環境の変化にもかかわらず、代々に受け継がれるその”味”については、絶対に変えることはない、とのこと。「清芳亭」に受け継がれてきた湯の花饅頭の”味”に対する自信がうかがえます。

週末には、定番商品の湯の花饅頭だけでも1日に約1万個以上製造され、来店も多く忙しくされている日々。そのような中でも、若手が中心となって、オンライン販売や新商品開発、ディスプレイの改善など、さまざまな改革を推し進めています。スタッフの制服である作務衣の新調も、その改革の一環として行われました。

伊香保温泉の旅館の女将に勧められて

長らく「清芳亭」の接客スタッフは、既製品のユニフォームを着用していましたが、生地が劣化してきたため、代替品の検討をし始めていました。そんな折に、「清芳亭」とお付き合いの深い伊香保温泉の旅館の女将から、和粋庵を紹介されたそうです。和粋庵の作務衣は、旅館やホテルでもスタッフの制服やお客様の館内着としても広く使用されています。その評判を旅館の女将から先に聞いていたことで、導入に対する期待値は高かったかと思いますが、同じ群馬県内という縁もあって、お問い合わせから導入までスムーズにご相談・打合せが進み、導入が実現しました。

お店の雰囲気がより明るくなる色と
スタッフの使いやすさにこだわる

店舗の接客スタッフが着用しやすく、お店の雰囲気がより明るくなるような色、上質な生地感を希望されて、絣紬作務衣がベースとなりました。通常は筒袖タイプの絣紬作務衣を、袖口はセミオーダーでゴム仕様に変更。下に着用する衣類が袖から出ないように、また作業の際に袖が邪魔にならないよう使い勝手にこだわりました。絣紬作務衣の色のバリエーションも活かして、接客スタッフが色の違う作務衣を着まわせるように一人あたり2着をそれぞれ異なる色でオーダー。女性スタッフはピンクと浅緑色、男性がグリーンと紺、部長はグレーの作務衣になりました。絣紬の生地が醸し出す明るく上品な色味と、接客スタッフの笑顔が、店内の空間をより素敵な印象にしてくれていると感じます。新しい作務衣は、お店の雰囲気を一層魅力的にし、お客様に心地よい体験を提供しています。

伝統の味を守りながら広め
全国の様々な人に届けたい

清芳亭の味は、伊香保のお土産として購入されるだけに留まらず、多くの場所で楽しむことができます。店頭での販売はもちろん、伊香保温泉の一部の旅館でも購入可能です。また、近年ではオンラインでの販売も始まっています。さらに、都内の百貨店への卸売も展開されていて、将来的には、全国のより多くの百貨店を通じて、清芳亭の味を広め、多くの人々に楽しんでもらいたいと語られていました。

清芳亭は、伝統の味を大切にしながらも、常に新しい可能性に向けて進化し続ける、活き活きとした若い力も感じられる伊香保の玄関口のお店です。伊香保にお立ち寄りの際にはもちろん、百貨店やオンラインで、ぜひ一度その味をお確かめください。

施設情報

群馬県伊香保 清芳亭
〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保544−38

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業種 : 湯の花饅頭など和菓子の製造販売
設立年 : 1936年
従業員数 : 30人
導入 : 業務用作務衣
クリーニング : 従業員各自
導入の決め手 : ✓施設との調和 ✓着心地 ✓仕様・機能性 ✓見た目 ✓カラー
満足している点 : ✓施設との調和 ✓着心地 ✓仕様・機能性 ✓見た目 ✓カラー