導入事例

お客様の前に出るのに相応しい品があり、
袖を通すと仕事への気持ちも変わります。

群馬県桐生市 桐生よしのや

おもてなしの歴史
創業124年の老舗料亭

桐生よしのやは、明治27年に天麩羅屋として開業しました。その後、天婦羅のみならず各種の日本料理を始め、料理以外にも旅館、結婚式場、貸し衣装、映画館など様々手掛けてきましたが、現在も料理屋としては創業から変わらぬ場所で日本料理を提供しています。かつて桐生にも数多くの料理店があり、芸者衆も200人以上、賑やかな時代がありました。畳の部屋で膝を向き合わせながら酒を飲めば、腹を割った話ができる社交の場が、人々の暮らしの変化とともに変わりつつあります。日本の素晴らしい伝統と技術、風習を残しながら新たな進化を考えています。

大切なものを引き継ぎながら、
新たな進化にチャレンジ

長年おもてなしのお手伝いをさせていただいた経験を基に、お祝い、ご法事、お友達との会食などの大切な時間をお手伝いをさせて頂いております。当店はお食い初め、お顔合わせ、ご結納などの祝膳を承ることも多いです。ただ、そのような会食とは別に、少しでも気軽にお越し頂けるように、平成28年7月より『昼のよしのや御膳』を始めました。夏には鮎、秋には松茸、四季折々の味を楽しみ頂けます。また、職人が一つ一つ手焼きする「玉子焼き」のお土産としての販売も始め、お子様からご年配までどなたからも親しみやすい味と好評を頂いてます。歴史の中で培われた大切なものを引き継ぎながら、新たなことにもチャレンジしています。

目立たない、見えない部分にこそ
手を抜かない方針

お米は桐生の矢野園さんの国産米を精米したてで使用し、水一つにもこだわって厳選したものを使用していまして、食材、調理方法、接客において、目立たない、気づいてもらえないようなことにこそ手を抜かない方針でいます。何十年も前に結婚の際に使って頂いたというお客様が、今もご来店して頂いています。食事は体にやさしいことを大前提に考え、目立たない部分にこそ手間を惜しまずプライドを持って丁寧に仕事をしていることで、長くご贔屓いただけるようになると考えています。

大事にしていることは
お客様の邪魔にならないこと

料理屋としては仕事は大変なこともありますが、必要とされていないのに、お金の為にするような仕事はないです。分かりやすい目を引く、話題性のあるもののほうが一時的に人は集まるのかもしれませんが、見えない部分にも決して手を抜かない仕事をしていくのが当店の方針です。「お客様の邪魔にならない」、そんなおもてなしを日々考え、自己満足の部分もあるかもしれませんが、プライドを持って日々夢中でやらせて頂いています。

高級感があり、お店の雰囲気に
合うものを探していました

女性給仕は二部式か着物か浴衣を使っています。二部式から入って、作法がある程度出来るようになったら着物を着るようになります。男性の場合は、袴で給仕も考えましたが、やはり作法立ち居振る舞いがかなり必要になるので、まず最初に着るもので作務衣を考え、ただし品が落ちてしまっては困るということで和粋庵さんに行きつきました。うちの場合はクリーニングについては各自で管理させています。濃紺とグリーンの2種類を導入していて、もともと作務衣は、着物の軽装、部屋着のイメージがありましたが、和粋庵さんの作務衣は高級感があり、お客様の前に出るのに相応しい服装だと考えて、使わせて頂くことになりました。

良いものは袖を通すことで
気持ちが変わります。丁寧に着て、
自分で大切に扱うことも勉強です

お客様の前に立つ、その舞台に着るものなので、今日自分が仕事をするのにモチベーションを上げるものでもなければいけないと思います。例えば安くて手入れもいい加減でよれよれのものを着るのでは、お客様の前に立つのに相応しくないですし、気持ちも上がらないでしょう。ある程度お値段があるものを扱うことも勉強ですし、それを大切に着て、自分の気持ちを引き締め仕事に向かうということが、日本人として大切にすべきものだと私は思っています。現在まで長く大切に使わせて頂いているので、そういう点からするとコストパフォーマンスも結果としてよかったと思います。お客様からも、高級感が有るね、似合っているねというお言葉をよく頂きます。様々な種類があって悩んだのですが、まずはシンプルなものをと思って、生地の風合いと色味が気に入った作務衣を選びました。これからも大切に着て、お客様お一人お一人に向かい合っていくことでお店の歴史を引き継いでいこうと思います。

施設情報

群馬県桐生市 桐生よしのや
〒376-0045 群馬県桐生市末広町9-2

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業種 : 懐石・会席料理
設立年 : 1894年
宿泊/食事料金 : 昼2,000円~10,000円
夜5,000円~27,000円
従業員数 : 10人
導入 : 業務用作務衣
クリーニング : 自社内クリーニング
導入の決め手 : ✓他社との差別化 ✓お客様満足度の向上
✓施設との調和 ✓高級感 ✓着心地
✓仕様・機能性 ✓見た目 ✓カラー ✓価格
満足している点 : ✓着心地 ✓見た目・デザイン ✓仕様・機能性 ✓カラー ✓価格