心に泉が湧く、至福の着心地を。
翡翠の川と断崖が織りなす静寂

長野県南部、天竜川が切り立った断崖の間をゆったりと流れる名勝・天龍峡。明治時代に書家・日下部鳴鶴によって選ばれた「十の奇岩」を愛でる文化が息づくこの地は、四季折々に豊かな表情を見せます。
なかでも秋の紅葉シーズンは、断崖が鮮やかな赤や黄色に染まり、翡翠色の川面とのコントラストがまさに絶景です。現在は遊歩道「そらさんぽ天龍峡」の地上80メートルもの高さから、このダイナミックな紅葉の峡谷美を眺めることも可能になり、多くの旅人に深い感動を与え続けています。
地域を活かし、土地の文化に活かされる宿へ

この圧倒的な自然環境の中に静かに佇む「峡泉」は、1990年前後に開館し、一度はその歩みを止めました。しかし、2018年、「地域を活かし、宿から地域を活性化させる」という情熱を持つ運営チーム「株式会社良地良宿」によって再生の道を歩み始めました。
同社が掲げる理念は、社名でもある「良地良宿(りょうちりょうしゅく)」。良い町があるから良い宿があり、宿が土地の文化に寄り添うことで町もまた栄えていく。そんな地方創生の切なる想いが、この宿の根底には流れています。
再生の第一弾として選ばれた峡泉が掲げたコンセプトは、「ただひたすらに、全身で渓谷を味わい尽くせば、心に泉が湧きましょう」。都会の喧騒を離れ、自然体の自分に立ち返るための「余白」を大切にした空間づくりが、ここでは徹底されています。
記憶に刻まれる、至高の食と湯

峡泉での滞在を唯一無二のものにするのは、独自の料理コンセプト「南信州ガストロノミー」です。天龍峡を象徴する「十の奇岩」に伝わる物語を、百年の時を経て十の皿へと昇華させた献立は、まさに五感で味わう文学。単に地元の食材を並べるだけでなく、南信州の食文化そのものを深く掘り下げることで、ゲストは味覚を通じて渓谷の記憶を体験することができます。
また、南信州の名湯・昼神温泉にも引けを取らない天龍峡温泉は、まるで自然が溶け込んだ「美容液」と評されるほどの質感。この至高の「食」と「湯」の体験こそが、お客様の心に新たな泉を湧かせる核となるのです。
名宿の審美眼が選んだ「究極の肌触り」

■導入いただいた製品:カイハラデニム・ピマ綿作務衣
導入数:計160枚(S~LLサイズ:計150枚/別注140サイズ:10枚)
峡泉の魅力は、細部まで妥協のないアメニティへの審美眼にも鮮やかに現れています。ゲストに「真の休息」を提供するため、例えばタオルには吸水性と柔らかさを両立した「今治タオル」を採用するなど、肌に触れるあらゆるものに対し、厳格な選定基準が貫かれています。
滞在中にゲストが最も長い時間を共に過ごす「衣」についても、この確かな審美眼によって選び抜かれたのが、和粋庵の「カイハラデニム・ピマ綿作務衣」でした。
生地には、世界中のデニムファンを魅了し続ける広島県福山市の「カイハラデニム」を使用。作務衣としては珍しいデニム生地ながら、最高級のピマ綿を用いることで、驚くほど軽やかで通気性が良く、とろけるような着心地を実現しました。
名勝の静寂に溶け込む藍色の佇まいは、上着の裾にあしらわれたロゴ刺繍とともに、隠れ宿の凛とした空気感に美しく調和しています。
「自宅用にも」と絶賛される満足度

「渓谷の魅力を伝えたい」という宿の想いは、一着の作務衣を通じてゲストの肌へと伝わっています。導入から約6年後の弊社アンケートでは、商品満足度において満点の「5」という極めて高い評価をいただきました。
現場のスタッフの方々からは、「多くの方から着心地の良さを直接褒めていただける」「季節を問わず通年活用できる点が、運営側としても非常に助かっている」といった喜びの声を頂戴しています。
その反響は、一般のお客様に留まりません。この宿に宿泊された別の旅館オーナー様がその着心地に深く感銘を受け、実際にご自身の旅館でも導入を決めたというエピソードもあります。まさに“プロ”をも唸らせるクオリティが、ここにはあります。
現在は、滞在されたゲストの「自宅用にも欲しい」という声に応え、館内販売も行われています。品質への感動が、思い出を自宅へ持ち帰るという新たな価値を生み出しています。
宿の信念を支え、共に進化し続ける一着

導入から歳月を経て、和粋庵の作務衣は今、峡泉での心安らぐ時間を象徴する一着となりつつあります。現在、お宿ではさらにおもてなしを深化させるべく、新たな試みを検討いただいています。
その日の気温や気候に合わせてゲストがより快適に過ごせるよう、異なる生地の厚みから最適な一着を選べる仕組みづくり。そして、作務衣の心地よさに深く共感されたお客様に対し、一人ひとりのこだわりや体型に寄り添う「オーダーメイド販売」という、より深い寄り添いの形を目指しています。
「良い町があるから、良い宿がある」。その信念を、「衣」の面から支え続けることが、私たちの使命です。天龍峡の懐で過ごすひとときが、自分自身と再会するための豊かな「余白」となるように。宿の進化に合わせ、私たちの作務衣もまた、そのおもてなしの質を共に高めていく存在でありたいと願っています。
公開日:2026年2月11日
施設情報
| 業種 | : | 旅館 |
|---|---|---|
| 設立年 | : | 2018年 |
| 部屋数 | : | 8 |
| 宿泊料金 | : | 大人 × 2名 1泊 約38,000円~ |
| 導入 | : | 客室用作務衣 |
| クリーニング | : | 業者クリーニング |
| 導入の決め手 | : | ✔施設との調和 ✔着心地 ✔高級感 ✔メイドインジャパン |
| 満足している点 | : | ✔着心地 ✔見た目・デザイン ✔仕様・機能性 |
